昨日のサイトウ・キネン・フェスティバル「武満徹メモリアルコンサートⅩⅣ」に引き続き、今日は木曽音楽祭「フェスティバルコンサートⅢ」に行ってきました。今日は1人ではなく、卒論生のmさんを伴って行きました。先週火曜日に、お手伝いのため行きましたが、今日は実際にコンサートを聴けるとあって、楽しみです。木曽福島駅まで各停で行き、そこから臨時のバスで会場の木曽文化公園文化ホールに行きました。到着すると、野外でアルペンホルン4本の演奏が行われており、昨日の街中のコンサートとは違って、山に来たのだという感じでした。また、木曽漆器などのお店のテントが並んでいて、縁日という感じの雰囲気でした。
今日も、昨日までは来られるかどうかよくわからない状態で、昨日になって予約を入れました。会場に到着して、当日券売り場でチケットを受け取りました。そこに、事務局を担当されているMさんもいらっしゃって挨拶しました。
また、先日うかがった際に出会った学生ボランティアの人たちも、明るくきびきびと働いておられ、このような裏方のお仕事をされながら、音楽祭を支える情熱を感じました。
木曽音楽祭で気になることと言えば、われわれの「文化的イベントの心理・社会的影響に関する調査」のアンケート用紙(緑の用紙)に、どのくらいの方が回答してくださっているかでした。Mさんに様子をうかがったところ、それまで2日間で結構取れているとのことで、安堵しました(まだ具体的な数を数えてはいないようでしたが)。実際、開演までの時間や、インターミッションの時間などに回答してくださっている方々がたくさんいて、心の中で手を合わせました。もし、このブログを読まれて、回答し忘れたという方は、そこに載っているFAX番号まで回答をお寄せいただければ幸いです。
さて、今日のプログラムは、次のとおりでした。
○ ビゼー=山本眞編曲:カルメン~管楽九重奏版による~
○ レスピーギ:夕暮れ~メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための抒情詩~
○ プーランク:ピアノと管楽器のための六重奏曲
○ メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20
1つずつについて述べると冗長になるので、1つだけ。
今日の個人的な期待は、レスピーギでした。レスピーギといえば、いわゆる「ローマ3部作」があまりにも有名で、その他、ややマニアで知っているとすれば、「リュートのための古風な舞曲とアリア」と組曲「鳥」ではないでしょうか。私もそれ以外の曲は知りませんでした。また、レスピーギといえば、ローマ3部作のようなオーケストレーションのうまさですが、弦楽四重奏+メゾ・ソプラノというのが意外な気がしていました。しかし、期待以上と言いますか、「ああ、レスピーギってこういう側面もあるんだ」という発見がありました。オーケストラではないものの、内声や低音の動かし方が独特で、やっぱりレスピーギだなと思わせるところがあり、また、「ローマの噴水」などの繊細な描写とはまた違って、非常にエモーショナルな作品で、それを演奏する5人の演奏家たちも非常に説得的な演奏を聴かせてくれました。私にとっては、この曲が一番の収穫でした。レスピーギといえば、何かとイタリアのファシスト政権との絡みのようなことが言われますが、この曲に関する限り、そのような影は見られないように思えました。純粋に感動できる曲だったと思います。
木曽音楽祭のこれまでのプログラムを見ますと、あまり一般になじみのない曲が多く取り上げられていて、マニアックな感じがします。しかし、今日は4曲中2曲はメジャーな曲だったこともありますが、あまり知られていない曲も、それほど難解なものではなく、よく練られたプログラムだなと思いました。Mさんへのインタビューからは、この音楽祭はリピーターが多いとのことですが、夏の信州・木曽を味わいながら、よい音楽を楽しめる、たいへん贅沢な音楽祭であると思いました。ここから特急だと40分ほどの松本市でサイトウ・キネン・フェスティバルも平行して開催されていますが、木曽は木曽の独特の雰囲気があり、とても心地よい音楽祭だと思いました。
ただ、1つだけ思うのは、帰りの木曽福島駅行きのバスが終演後10分で発車するというのは、いかがなものかと思いました。余韻に浸る間がありません。また、そんなに急いで木曽福島駅に着いても、列車はすぐに来るわけでもなく、もうちょっとゆったりしたバスの運行をお願いできればと思いました。
ともあれ、「小さな町の素敵な音楽祭」というコピーのとおり、手作り感のある暖かいコンサートでした。
最後に、繰り返しになりますが、「文化的イベントの心理・社会的影響に関する調査」のアンケート用紙を提出し忘れた方は、アンケートの末尾に載っている信州大学のFAX番号までお寄せください。2枚ともお送りいただいても、木曽音楽祭の分はそちらにお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
今日も、昨日までは来られるかどうかよくわからない状態で、昨日になって予約を入れました。会場に到着して、当日券売り場でチケットを受け取りました。そこに、事務局を担当されているMさんもいらっしゃって挨拶しました。
また、先日うかがった際に出会った学生ボランティアの人たちも、明るくきびきびと働いておられ、このような裏方のお仕事をされながら、音楽祭を支える情熱を感じました。
木曽音楽祭で気になることと言えば、われわれの「文化的イベントの心理・社会的影響に関する調査」のアンケート用紙(緑の用紙)に、どのくらいの方が回答してくださっているかでした。Mさんに様子をうかがったところ、それまで2日間で結構取れているとのことで、安堵しました(まだ具体的な数を数えてはいないようでしたが)。実際、開演までの時間や、インターミッションの時間などに回答してくださっている方々がたくさんいて、心の中で手を合わせました。もし、このブログを読まれて、回答し忘れたという方は、そこに載っているFAX番号まで回答をお寄せいただければ幸いです。
さて、今日のプログラムは、次のとおりでした。
○ ビゼー=山本眞編曲:カルメン~管楽九重奏版による~
○ レスピーギ:夕暮れ~メゾ・ソプラノと弦楽四重奏のための抒情詩~
○ プーランク:ピアノと管楽器のための六重奏曲
○ メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20
1つずつについて述べると冗長になるので、1つだけ。
今日の個人的な期待は、レスピーギでした。レスピーギといえば、いわゆる「ローマ3部作」があまりにも有名で、その他、ややマニアで知っているとすれば、「リュートのための古風な舞曲とアリア」と組曲「鳥」ではないでしょうか。私もそれ以外の曲は知りませんでした。また、レスピーギといえば、ローマ3部作のようなオーケストレーションのうまさですが、弦楽四重奏+メゾ・ソプラノというのが意外な気がしていました。しかし、期待以上と言いますか、「ああ、レスピーギってこういう側面もあるんだ」という発見がありました。オーケストラではないものの、内声や低音の動かし方が独特で、やっぱりレスピーギだなと思わせるところがあり、また、「ローマの噴水」などの繊細な描写とはまた違って、非常にエモーショナルな作品で、それを演奏する5人の演奏家たちも非常に説得的な演奏を聴かせてくれました。私にとっては、この曲が一番の収穫でした。レスピーギといえば、何かとイタリアのファシスト政権との絡みのようなことが言われますが、この曲に関する限り、そのような影は見られないように思えました。純粋に感動できる曲だったと思います。
木曽音楽祭のこれまでのプログラムを見ますと、あまり一般になじみのない曲が多く取り上げられていて、マニアックな感じがします。しかし、今日は4曲中2曲はメジャーな曲だったこともありますが、あまり知られていない曲も、それほど難解なものではなく、よく練られたプログラムだなと思いました。Mさんへのインタビューからは、この音楽祭はリピーターが多いとのことですが、夏の信州・木曽を味わいながら、よい音楽を楽しめる、たいへん贅沢な音楽祭であると思いました。ここから特急だと40分ほどの松本市でサイトウ・キネン・フェスティバルも平行して開催されていますが、木曽は木曽の独特の雰囲気があり、とても心地よい音楽祭だと思いました。
ただ、1つだけ思うのは、帰りの木曽福島駅行きのバスが終演後10分で発車するというのは、いかがなものかと思いました。余韻に浸る間がありません。また、そんなに急いで木曽福島駅に着いても、列車はすぐに来るわけでもなく、もうちょっとゆったりしたバスの運行をお願いできればと思いました。
ともあれ、「小さな町の素敵な音楽祭」というコピーのとおり、手作り感のある暖かいコンサートでした。
最後に、繰り返しになりますが、「文化的イベントの心理・社会的影響に関する調査」のアンケート用紙を提出し忘れた方は、アンケートの末尾に載っている信州大学のFAX番号までお寄せください。2枚ともお送りいただいても、木曽音楽祭の分はそちらにお送りいたします。どうぞよろしくお願いいたします。
